最近、色々なMVNOで安売りがされているP10 liteを3ヶ月間使ったレビューをしたいと思います。
まとめ
・格安スマホとしてはサクサク動いて快適
・指紋認証は劇速で快適
・ゲームをするには非力
・指紋センサーにショートカットがあるのは便利
・au SIMが使える数少ない端末
今さらP10 liteを選ぶメリット
P10 liteは2017年6月に発売され、この記事を書いている時点で9ヶ月を経過しています。また、P10 liteより安くで性能が良い端末も発売されています。
現時点でこの端末を選ぶ最大のメリットは、セール価格で6800円程度で買える端末としては頭ひとつ出ているという点です。UQ mobile版にいたっては一括0円で販売されている例もあります。
逆にいうと、今さら27,000円も出して買うべき端末ではないということです。
P10 liteの優位性はau VoLTE SIMが使えること
UQ mobileが販売していることからもわかることですが、P10 liteはauのVoLTE SIMが利用できます。実のところ、auのMVNO SIMが使えるSIMロックフリー端末は非常に少なく、ほとんどの場合、SIMロック解除されたau端末を利用することになります。以前は、SIMロックがかかったau端末を白ロムで買ってきても、auショップに行けば有料でSIMロック解除してもらうことは可能でしたが、現在はドコモの施策にあわせて契約した回線を保有していない限りはSIMロック解除を受け付けてもらえなくなり、選択肢が非常に狭くなりました。
そのような中で、最初からSIMロックフリーの端末というのは貴重です。au回線を使いたい人は、この端末かg08、Zenfone3以外に選択肢はない、といっても過言ではありません。
非常に快適な指紋認証
この端末に限った話ではなく、指紋認証を利用できるファーウェイ端末は指紋認証がとんでもなく速く、本当に認証しているのかと疑いたくなるぐらい快適に使うことができます。
本当に認証しているか確認するために、登録されていない指で試してみるというのも、よく行われていることです(笑)。
画面が消えているスリープ状態から、指紋センサーに指をかざして1秒もかからずに画面が表示されます。これになれると10万円ぐらいするiPhone8 Plusでもストレスになるほどです。
ゲームには向かない
この端末に限ったことでなく、一般的に格安スマホと呼ばれる端末は、ゲームをするのに向いてません。これはSIMロックフリー端末に限ったことでなく、auのQuaシリーズやドコモのAQUOS senseなどでも同じです。
とはいえ、若干のカクツキや遅延を許容できるのであれば、3D表示のゲームもできなくはない、という程度には動きます。
実際にアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(通称デレステ)をやってみても操作不能というレベルにはなりません。以前はKirinチップ全般でジャギが入るなど不具合もあったのですが、今は大きな問題を感じないという人も増えています。
最後に
上にも書きましたが、この端末はMVNOのセール(goo simsellerやUQ mobileなど)で大安売りしていることもあり、キャリアも含めた携帯電話販売数ランキングの上位に出ていたりもします。
記事執筆の現在(2018.3.25)も、goo simsellerやSIM通といったサイトで回線契約付きで一括6800円で売っていたりします。MVNOに移行しようと考えている人には非常に安くで手に入れられる端末の1つとなっており、おすすめできる端末だと考えています。