東海道・山陽新幹線には「エクスプレス予約サービス」、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線には「タッチでGo!新幹線」を利用してスマホだけで新幹線に乗ることができます。
この記事では、「エクスプレス予約サービス」を知らない方に紹介をしていきたいと思います。
まとめ
- 東京・新大阪間を年間1往復以上する人はエクスプレス予約サービスに加入する価値あり
- おサイフケータイ、ApplePayがあると便利さが半端ない
- スマートEXはあまりトクなサービスではない
エクスプレス予約サービスとは
エクスプレス予約サービスとはJR東海が運営する東海道・山陽新幹線のチケット予約、乗車ができる電子チケットシステムです。
クレジットカードで決済しますが、使えるカードが限定されています。基本的にはJR東海、JR西日本のクレジットカードを利用することになります。
モバイルSuicaでの利用の場合、Viewカードでの登録となりますが、Suica使用料とは別に1080円のシステム利用料がかかり、JR東海、JR西日本のクレジットカードの年会費と一緒となっています。
このサービスの一番の利点は、予約変更が自由に何度でも(発車4分前まで変更可能)できることと、チケットが安価に買えることです。
具体的にいうと、東京・新大阪(京都)間ののぞみ指定が通常より1乗車あたり1000円以上安く買うことができます。
さらに早割という制度もあり、3日以上前に予約すれば、さらに安くで利用できます。また、乗車ごとに溜まるポイントを利用してグリーン車に無料で乗れる特典もあります。
スマートEXとは
上記、EX予約サービスをどのクレジットカードでも使えるようにしたものです。予約変更はEX予約サービスと同等ですが、割引サービスなく、窓口で買うのと同じ価格になります。実のところ、EX予約の利用料は、東京・新大阪間を1度乗れば元が取れるので、スマートEXに入るメリットというのは薄くなっています。
EX予約・スマートEXの醍醐味はスマホで改札通過!
現在、EX予約、スマートEXのチケットはスマホで代用できるようになっています。ガラケー、Androidスマホでは、モバイルSuica、iPhone7以降ではApplePayのSuicaに登録することで、ケータイを改札機にかざすだけで新幹線に乗れます。在来線との料金精算もSuicaで自動的に行われますので気にする必要はありません。
スマホがない場合には、EX-ICカードとSuica/ICOCAなどの交通系ICカードを重ねることで改札を通過することができます。
おまけ
東京駅の東海道新幹線改札が八重洲口側にありますが、丸の内側(丸ノ内線・東西線)から改札に入って東京駅をつっきったとしても初乗り運賃がかかることはありません。ですので、堂々と改札を通ってグランスタでお土産や新幹線で食べるものを買ってから新幹線に乗り込むことができます(笑)。
※ポイント還元率は1000円で1ポイント(5円相当)と還元率が低いのでエクスプレス予約専用として使うことをオススメします。