Dell Inspiron 3180を買ってみました。

先日、Inspiron 11の特価の話を書きましたが、この機会に今の低性能PCの使い勝手を知りたくて買ってみました。

Web上にほとんど情報がなく、実際どうなのかというのは不安だったので、ファーストインプレッション的な記事になりますが、ドンキPCより少し高い低スペック端末の使い勝手がどんなものなのか書いていきたいと思います。

まとめ

  • Windows UpdateやMicrosoft Storeがバックグラウンドで動くと超低速になる。
  • 前シリーズの上位機種よりスペックが低い
  • 電池もちは比較的良いほう
  • 黒は結構かっこいい。
  • キーボード、タッチパッドは比較的まとも
  • 液晶は安物PCと感じさせるレベル

ベンチマーク結果

GeekBench 4

Crystal Disk Bench

CineBench

GeekBenchの結果ですが、前シリーズの上位モデルのPentium N3710より遅く、下位モデルのCeleron N3050よりは速いという結果となっています。

Pentium N3710は4コア4スレッド、Celeron N3050は2コア2スレッド、今回検証したA9-9420eは2コア2スレッドということでCeleron N3050よりになってしまったのだろうと思います。

上位モデルなのに数年前の上位モデルより遅いというのは微妙だなと感じました。

Crystal Disk Benchの結果ですが、下記の外付けHDD(5400rpm)と比較すると、シーケンシャルはHDDより遅く

、ランダムアクセスは1桁速いという感じです。SSDと比べると4倍以上遅いという結果となっています。

OSやアプリの起動はランダムアクセス性能の影響が大きいため、HDDより高速には感じますが、SSDとは比較にならないぐらい遅いです。

また、上位モデルでもeMMCが128GBなのでアプリとWindowsUpdate、ワークエリアだけで一杯になるため、データ保存はクラウドかSDカードにする必要があります。

ということで、SDカードの速度も掲載いたします。

(SanDisk Ultra microSDXC 128GB XC-I)

内蔵eMMCに比べると遅いですが、もともと端末自体がもっさりしているので、巨大なファイルを保存しないのであれば大きな問題はありません。遅いといってもクラウドに保存するよりは高速なわけですし(笑)。

CineBenchの結果を見ると、GPUの性能的にはIntel内蔵GPUよりは優秀ですが、CPUの非力さが足を引っ張っているという感じのようです。

前モデルのPentium N3710は約120cbのようですので、半分の性能しかありません。

同様の種類のノートパソコンに使われているCeleron N4000で137cbとこちらも半分の性能となります。

マルチタスクには向かない

上記のベンチマーク結果を見てもらえばわかると思いますが、CPUが非力な上、デュアルコアということもあり、重い処理のマルチタスクには全く向いていません。特に初回起動時はWindows UpdateやMicrosoft Storeのダウンロード・更新が走るため、異様な遅さになります。

ただ、全部のアップデートが終わると想像よりはサクサクと動いています。

確かにSurface Laptopなどまともなスペックの端末に比べるともっさりはしていますが、今現在もブログを書いていますが大きな問題はありません。

ただ、上位モデルのA9-9420eでこの状態なので、A6-9220eだと普通に使うのも困難なのではないかと思います。

ちなみに、ネットでベンチマークを検索するとA9-9420、A6-9220という”e”のついていないCPUしか見つかりませんが、こちらの”e”のついていないCPUは通常電圧なのでPentium N3710より速かったりしますので、参考にしてはいけません。

…と、私は”e”がついてないものを見て、「これならアリかも?」と思って買ってしまいました(苦笑)。

中負荷程度のアプリすら起動は遅い

このレベルのパソコンでPhotoshopやPremiereを使いたいなどという人はいないとは思いますが、DELL謹製のアプリすら起動に時間がかかります。

Pentium N3710でも全然軽々動いていたバッテリ設定のアプリやDell Updateすら起動に1分ぐらいかかります。

起動してからは操作不能になるようなことはありませんが、地味にストレスを感じます。

また、困ったことにYoutubeも1080pだとカクカクしています。

720pでもつらく、480pでなんとか30fpsでてる?というレベルです。

(Chrome 72.0.3626.81利用時)

意外なのはAmazon Prime Videoは全然問題なく見れることです。

しかし、Amazonのサイト(トップページ)のスクロールはカクカクします。

Chromeで重いページを見るのはストレスがたまると思ったほうがいいでしょう。

電池もちは良い

現在、バッテリ駆動で4時間ほど使っていますが、残りバッテリ容量が34%もあります。

ですから、ギリギリまで使えば連続稼働5時間ぐらいは使えると思います。

液晶輝度は6/10ぐらい、SDカードは常時差しっぱなしという状態で、基本的にテキスト打ちとWeb閲覧の軽い作業においてですので、バックグラウンドでWindows UpdateなどネットワークとCPU負荷の高いタスクが動くと、もっと電池もちは悪くなると思います。

…と、この端末の能力だとWindows Updateが負荷の高い作業になるんです(苦笑)。

デザインは悪くない

前モデルでは白、今回は黒を購入しました。

白は昔のポリカーボネートのMacBookのような質感で、結構上品な感じです。

黒はつや消しでビジネスで使うにも問題がないレベルにあると思います。

…ただ、スペック的にビジネス用途は難しいとは思いますが(苦笑)。

インタフェースは悪くない

このノートは11インチ液晶のミニPCのカテゴリにある製品なのですが、キーボードは結構まともな配列になっています。

[^][\][Enter]が小さくなっていますが、これらのキーは小指でしか打たないキーだと思われるので特に問題はないと思われます。

タッチタイピングが苦手で中指や人差し指でエンターキーをターンとしたい人だと、エンターキーが小さいのがつらいと感じることはあるかもしれません。

タッチパッドは、Macと同じようにジェスチャーに対応していて、ボタンを押す必要は全くありません。反応も敏感すぎずパームリジェクトもちゃんと働いているようです。

ディスプレイの品質

写真にモアレが入っているのはご了承ください。

アンチグレア液晶のため、画面の反射についてはほぼありません。

結構、ヒンジが開くようになっているので、視野角の問題もほぼありません。

ただし、色再現度については良くありません。

MacBookなどを使っていると画像の色がおかしいな、と感じるぐらいです。

少なくとも、このディスプレイで写真の色調整をしてはいけないレベルです。

WiFiは標準より少し遅め

この端末のWiFiはIEEE802.11bgnで最大450Mbpsまで対応となっています。

しかし、CPUが足をひっぱっているのか40Mbps程度しかでません。

そのため、IEEE802.11gのルータでも十分かもしれません。

全体的な感想

この端末に能力は、テキスト処理するレベルの使い方なら十分できるレベルです。

動画(Youtube HD画質レベル)を見るのであれば力不足と言わざるを得ません。

ブログ用途としても、画像編集などはできないと思ったほうがいいでしょう。

メモリーについては、Chromeで3枚程度のタブを開いているレベルで6GBぐらい確保されているので、自己責任となりますが、8GBに差し替えたほうがいいと思います。

Radeonが内蔵されているということでビデオ性能に期待していましたが、はっきりいって「表示されればいい」というレベルだと思われます。Youtubeすらまともに見れないという意味でブラウザのビデオカード支援は一切動いてないと思われます。

私は3年保証(破損込み)がついで、38,000円程度ということで、試してみましたが、第3世代Core i5のリフレッシュPCが同価格帯であるので、本気で使うならそちらを選んだほうがストレスなく使えると思います。

あと、eMMC 32GB版については、Windows Updateすらまともにできない状態になることは目にみえているので、Linuxを入れて遊びたいという用途以外には絶対に使えないと思ったほうがいいでしょう。

価格面でみても、税込みで7000円程度しか変わらないのでeMMC 128GB版を選んでください。

長い記事となってしまいましたら、Inspiron 11(2018モデル)を検討している方の参考になればと思います。

追記

この記事を書いた後、リブートをかけたら、異様なぐらい遅くなりました。

原因がわからず、いろいろと設定を確認していたのですが、タスクマネージャーでクロックが0.7GHzぐらいまで下がっていました。

この端末はファンレスのため、負荷がかかり続けると熱でクロックが落とされるものと想像されます。

試しに電源を切って涼しいところに5分ほど放置したところ、もとの速度に戻りました。

バックグラウンドでいろいろ動いているのが原因だと思われたため、入っているアプリで必要のないものを全部削除しました。どうもDell系アプリもハードパワーがあるものを前提としているらしく、これだけ非力な端末では障害のもととなっているような気がします。

とりあえず、Dell Power ManagerとDell Update、MaxxAudioProだけ残しています。

Dell Updateも自分で確認してくればいけるなら消したいところです。

スポンサーリンク
Pocket Tabletの記事内広告(レクタングル大)




フォローする

スポンサーリンク
Pocket Tabletの記事内広告(レクタングル大)