MacのCTO(カスタマイズ)の優先順位

Macを買うときに店頭で買うか、長く使うためにCTOするかというのは非常に悩ましい問題です。

CTOするにしても、中々すべてを選択するというのは難しいものです。

MacBook Proでもフルスペックにすると80万円になりますし、そこまでの費用対効果を感じられる人はいないと思います。

そこで、今回は金をかけるなら、どこかという点についてまとめてみたいと思います。

まとめ

  • iMacならSSD化が最優先
  • MacBookならRAM増設が最優先
  • CPUは費用対効果が低い
  • 動画編集、3D用途以外ではGPUは必要ない

一番足をひっぱるのはHDD

パソコンで利用環境の快適さの足をひっぱるのはHDDです。

いくらRAMを積んでもCPUを高速にしても、起動ドライブをHDDにした時点で快適さはなくなります。

最低でもFusion Driveの2TB以上、できればSSDにすべきです。

RAMは最低16GB以上に

外部記憶装置の次に快適さを妨げるのがRAM不足です。

現在のMacは、RAM8GBが標準となっていますので、軽いネット利用やテキスト編集しかしないというのであれば標準でも事足りるかと思われます。

しかし、少しでもクリエイティブなこと(画像編集含む)をしようとした瞬間に8GBではガクンと性能が落ちることになります。

SSD化していたとしても、処理中のデータがSWAPに入った瞬間に快適さが損なわれます。

画像編集なら16GB、動画編集や音楽制作をするなら32GBが最低ラインだと思ってください。

CPU増強はさほど意味がない

iMac Proは異様なスペックとなっているのでCPU増強の意味があると思いますが、MacBookやiMacでは、CPUをi5からi7にしてもあまり体感差はありません。

あえていうのであれば、動画編集時の書き出しやレンダリングが高速にはなりますが、費用対効果の意味ではSSD化やRAM増設には敵いません。

なお、例外はMac miniでCore i3とCore i5ではコア数が違うので価格差からいって価値があると思われます。

動画編集や3D用途以外ではGPU増強の優先順位は低い

Windowsではゲーム用途があるので、一般利用でも高性能なGPUの価値を感じることができますが、Macではゲームがほぼないといってもいいので、普段使いでGPUの価値を感じることはあまりありません。

ただし、動画編集や3D用途では、GPUの有無でだいぶ快適度が変わってくるので、予算にあわせてGPUを盛るのもありだと思います。

iMacの場合

iMacの場合、まず考えるべきことは置き場所です。

性能を求めるのであればiMac 5Kを選ぶべきです。

iMacを選択したら、まずCTOするのはSSD化です。

Fusion Driveが高速化されているとはいえ、SSDに比べると快適さの次元が違います。

ベンチマークに騙されてはいけません。

あれはSSDキャッシュにデータが収まっているときの速度です。

どうしても容量的にFusion Driveを選ぶのでしたら、最低2TB以上のモデルにしてください。

SSD32GBというのは本格的に使ったときに、SSDキャッシュが不足してプチフリのような状態になることが想定されるからです。

この時点で、iMac 4KではSSD以外の選択肢はなくなります。

予算がないのであれば256GBでもいいのでSSD化して、外付けHDDを増設する方が快適だと思われます。

現在のHDDの速度からいって、USB3.1 Gen2の速度が足を引っ張ることはありません。

その次にRAM増設となりますが、iMac 4KについてはCTOで最低限16GBにしてください。

iMac 5Kの場合は、自分で増設できるので8GB x 2、または16GB x 2を増設してください。

Adobe Premierは推奨RAM容量が32GBになってしまったので、動画編集をするのであれば、16GB x 2を増設する必要があります。

そのうち、RAM64GBが推奨されることも考えられるので、その際はもとから入っている4GB x 2を16GB x 2に入れ替えてください。

さて、GPUですが、予算に余裕にあわせてグレードアップしてください。

画像編集レベルであれば、特にアップグレードしなくても、標準的な使い方では問題ないと思われます。

MacBook Proの場合

MacBook ProはもとからSSDが標準搭載となっていますので、最優先CTO事項はRAMとなります。

Proを買うということは、軽いWeb閲覧やテキスト用途ではないと思われますので、最低でも16GBにしておきましょう。

次にSSD容量を増やしておきましょう。

動画編集をするのであれば、1TB以上に増設しておくことをオススメします。

あとは予算にあわせてGPUを盛っておきましょう。

MacBookの場合

MacBookの主な仕様用途は、Web閲覧とテキスト作業となると思います。

それ以上のことをするのであれば、MacBook Pro 13″を選んでください。

Web閲覧とテキスト作業をするだけであれば、RAM8GBの状態でも全く問題ありません。

もしChromeで大量のタブを開いて作業をすることが常態化しているのでしたら、RAM16GBにはしておいても良いでしょう。

CPUについては、盛る必要は全くありません。

というのは、Core m3もi7も大差なく非力だからです。

非力だからこそ盛ろうとしたいかと思いますが、CPUを盛るぐらいならMacBook Pro 13″を買った方がいいと思います。

MacBookは、性能ではなく、軽いことが正義なのです。

実際のところ、MacBookについては、CTOする必要がなく、毎年買い換えて旧機種は売るというのが一番賢い方法だと思っています。

2016年、2017年のアップデートで、旧機種のCore i7(m7)の性能を新機種のm3が追い抜いてしまっていたためです。

テキスト用途なら、SSDも256GBあれば十分です。

iTunesの母艦のためだけに、512GBにするというのも費用対効果が悪すぎます。

最後に

実のところ、動画編集目的で費用対効果を考えるのであれば、Windowsデスクトップを買うのが一番だと思いますし、持ち歩いて動画編集をするにしてもゲーミングノートを買った方がいいと思っています。

実際に動画編集をするなら、Adobe Premierを使うことになるでしょうし、それならWindowsでもMacでも変わらないからです。

そう考えると、Macの使い道自体がだいぶ狭まっていくと思います。

必要な性能を見極めて、できるだけCTOしないで済む方法を探した方がいいと思っています。

一般的なMacの使用だとSSD化とRAM増設だけで十分だと思います。

アップルが標準RAM容量を16GBにしてくれたら、CTOする必要がなくなる人も多くなると思います。

RAM8GBというのは、本当にライトユーザーだけしかカバーできないので、結局アップルの評価を下げる要因となると思うのですが…。

一般層からいうと、Macは非常に高い買い物だと思います。

だからこそ、必要な部分にはできるだけ金をかけて、長く使えるようにしていただきたいと思います。

スポンサーリンク
Pocket Tabletの記事内広告(レクタングル大)




フォローする

スポンサーリンク
Pocket Tabletの記事内広告(レクタングル大)